ワインエキスパート二次試験対策必勝法~模範解答~リースリング編
さて、白の代表的品種、3つ目はリースリングです。
こちらを読んで頂いてから、シャルドネ、ソーヴィニヨンブラン、そしてリースリングの3種をブラインドで一度に試してみて下さい。
味わいの違いがわかるようになりましたでしょうか。きっとなっていると思います。
■外観
・清澄度 澄んだ
・輝き 輝きのある
・色調 グリーンがかった、レモンイエロー
・濃淡 淡い
・粘性 やや軽い
・外観 若々しい、軽快な、成熟度が高い
■香り
・第一印象 控え目
・果実 柑橘系、青リンゴ、洋ナシ、花梨
※菩提種はリースリングでよく使われます。すいかずらの方が無難かな・・・。
選択肢の数が多かったら、下手な果物を選ぶより菩提樹を選ぶといいかも。
・香辛料・芳香・化学物質
貝殻、石灰、火打石、香木
※良く言われる「ぺトロール」「石油香」はネガティブな表現ワードらしいので、私が試験を受けた時には選択肢にはありませんでした。
・香りの印象 若々しい、第一アロマが強い
■味わい
・アタック やや軽い
・甘味 まろやか、残糖がある
※残糖と答えるのは、本当に甘口だった場合! 甘口リースリングは出るかなぁ・・・。出ないと思いますが。
・酸味 爽やかな
・苦み 控えめ
・バランス スリムな、溌溂とした、ドライな
・アルコール やや軽め
・余韻 やや短い
■まとめ
・評価 シンプル・フレッシュ感を楽しむ、エレガントでミネラリー
・適正温度 8-10度
・グラス 小ぶり、中庸
・収穫年 △2年
・生産地 ドイツ、フランス(アルザス)、オーストラリア、ニュージーランド
リースリングは大好きな品種です。
でも、1年目は全く特徴が掴めず、試験で落としてしまいました。ある時、お鮨屋さんで飲んだアルザスのリースリングがとても美味しく、お鮨とのマリアージュが最高だった事で大好きになりましてw
以来、好んで飲むようになり、絶対に間違えなくなりました。