ワインエキスパート二次試験対策必勝法~模範解答~シャルドネ編
もう既に今年の一次試験の合格者がチラホラと出てき始めていますねー。
これから一次を受ける方はラストスパート! とにかく全力でいきましょう。
ぼちぼち、テイスティングも試験対策を意識していきましょう。
味覚嗅覚は人によって違います。ですが自分の感想ではなく、ソムリエ協会がどの答えを導きたいのか、それを意識する事が大事。
ここから先は、1つ1つの品種の模範解答を記していきます。
私が2年かけて膨大なテイスティングの模範解答(過去問、プロのコメント)から統計をとったものです。チェックマーク、アンダーライン、マーカーを引きながら。
これをタダで公開するって・・私って何てサービス精神があるのでしょう、、、。
ただし!!!
暗記したから受かるほど、試験は甘くありません。
このあと記載する模範コメントは、例えば全てのシャルドネに当てはまるものではありません。基本的・中心的な選択肢です。
どの品種にも「ふり幅」があるという事を踏まえた上で、目の前のグラスのワインを味わいながら、繰り返し、味・香りと模範コメントをすり合わせていきましょう。
白紙の選択用紙に、マーカーをつけて、それを見ながら味わうこと!!
手を動かす事も大事ですよ~。
シャルドネ 模範コメント
■外観
・清澄度 済んだ
・輝き 輝きのある
・色調 グリーンががった、レモンイエロー、イエロー
・濃淡 やや濃い、濃い
・粘性 やや強い、強い
・外観の印象 若々しい、成熟度が高い、濃縮感がある
※ 色調で「グリーンががった」を選んだ時は「若々しい」を選択。
■香り
・第一印象 開いている、強い
・果実・花・植物
青リンゴ、洋ナシ、花梨、白桃、アーモンド、キンモクセイ
・香辛料・芳香・化学物質
トースト、ヴァニラ、バター、樹脂
※ アーモンド、トースト、ヴァニラ、バターは「樽香」を感じた時。
・香りの印象 若々しい、ニュートラル、木樽のニュアンス
■味わい
・アタック やや強い、強い
・甘み まろやか、豊かな
・酸味 やさしい
・苦味 穏やかな、コク(深み)を与える
・バランス まろやかな、厚みのある
・アルコール やや強め、強い
・余韻 やや長い
・評価 成熟度が高く豊か、濃縮し力強い
・適正温度 11-14度
・グラス 中庸
・収穫年 △2年
※何年も熟成されたシャルドネは試験には出ません。高いからね・・・。
さあ、いかがでしょう。
基本的なフランス、樽の効いた力強いアメリカ、そろそろ出るかもしれない日本の3種類で上記を読みながら練習すると良いと思いますよ。
樽なしのシャブリ、も味わっておいてくださいね。
日本だったら、シャトーメルシャンを飲んでおくといいと思います。生産ロットの多いものしか、試験用に準備できませんからね、、、。