ワインエキスパート二次試験対策必勝法~6月編~カべルネ・ソーヴィニヨンの特徴
第2弾は「カべルネ・ソーヴィニヨン」
ワインを覚えたての頃は、赤というとカべルネ・ソーヴィニヨンばかり飲んでいました。決して初心者には飲みやすい品種では無いのですが、重口で渋みがあって、なんとなくワイン知ってます感を感じていたといいますかw
本家フランスでは、メルローやカベフラとブレンドされる事が多く、試験的にはあまりボルドーは出しやすいとは言えません。お高いし・・・。
ボルドーを練習するなら、ブレンド比率をしっかりチェックして下さい。
まずは安価なアメリカやチリの単一品種を飲んで特徴を覚えると良いでしょう。
ソムリエ協会の試験は多数の受験者に対応するため、あまり高いワインは出ないと思って下さい。よく世間では3,000円以上のものが出やすいと言いますが、2回試験を受けた私の所感では、恐らく市販価格2,000円くらいがいいとこかと・・・。
■代表的な産地 (温暖地域)
・・・今まで試験に多く出た地域順
カリフォルニア(アメリカ)
フランス
チリ
オーストラリア
ここから下は試験に出ていないけれど栽培はされている。
スペイン
アルゼンチン
イタリア
■特徴
外観 : 黒味がかった(紫がかった)濃いダークチェリーレッド(ガーネット)
香り :ブラックベリー、カシス、ミント、クローブ(丁子)などのスパイス、杉、ロースト、ヴァニラ
味わい : はっきりした酸味と渋み、広がりのある果実、スパイシー、心地良い苦み。
タンニンは豊富。
その他 :
ボルドー産のものは杉やヴェジタブル、ミントなどのスーッとした香りを感じる。対してニューワールドのものは、樽からくるヴァニラやコーヒー、そしてパワフルな果実感を感じます。
水はけが良く日照量の多い地域が栽培には最適です。