ワインエキスパート二次試験対策必勝法~7月編~リースリング
白ワインの主要品種、3つ目はリースリングです。
ドイツ原産で耐寒性が強く、辛口から甘口まで幅広いタイプのワインになります。
酸味は白ワインの中ではトップクラス。
シャルドネとの違いは、少しオイリーなテクスチャーと、独特のぺトロール香です。
近年、ぺトロール香を抑えたワインが増えてきているので、シャルドネと何度も比較テイスティングをして、飲み分けが出来るようにしましょう。
私は、1年目の二次試験の時にはまだ飲み分けができなくて、シャルドネとリースリングが出題されたのですが、逆に答えてしまった苦い思い出があります・・・。
ただ、ある時にお寿司屋さんに置いてあったアルザスのリースリングとお寿司のマリアージュがとっても美味しくて。
それ以来、お寿司にはリースリングを合わせるようになり、大好きな品種になりました。もう間違えませんw
■特徴
外観
グリーンががった淡いイエロー~イエロー
香り
白い花(アカシア)
青りんご、りんご、グレープフルーツ、洋ナシ、白桃、カモミール、石油香(=ぺトロール香)
貝殻、石灰
味わい
しっかりとした酸味が特徴。コクがありまろやか
高い酸味が伸びて味わいをひっぱるので余韻は長いです。
■代表的な産地
ドイツ
フランス(アルザス)
オーストラリア
その他
ドイツのリースリングを選ぶ時は「トロッケン(=辛口)」という表示のあるものにしましょう。
甘口のリースリングは飲めばすぐわかるし、他の品種で甘口のものは出ないので、1本くらい試しに買ってみるか、どこかでグラスで飲んでおけばいいのではないかな、と思います。